ここ遠州地方においてお墓を建てる際耳にする「寒」についてのお話しです。
二十四節気「小寒」から「立春」までの期間のことをいわゆる「寒」の期間になります。
2019年の場合、小寒は1月6日、立春が2月4日ですから、1月6日から2月4日までになります。
そして、ここ遠州地方では古くから「寒」のうちはお墓を建てることはあまり好ましくないとされる風習があります。
土を触る工事は特に避けられ、私たちもそれに伴いお墓の工事もこの期間はほとんど施工することはありません。
とは言え、この風習全国的にみてもこの地域限定の風習のようで他地域から引っ越してきた方や、他地域から構えた業者等の参入により「寒」の内でも施工されるようになってきました。
それでも昔から住んでいる方、ある程度の年代の方は大事にされている風習のようで今でも私たちは頑なに守り続けていることでもあります。
地元の業者としてなくしてはいけないものってあると思うのです。