様々な職種の職人が日本一を競うイベント、技能グランプリが神戸にて開催されるとのことで私と会長と職人さんとともに見学してきました。
私たちは石屋なので「石工」のブースが目当て。
機械化が進む石材業界においても原点は手加工。
選手は昔ながらの道具を用い課題に取り組んでおりました。
今ではほとんどすることのない手加工ですが、経験してみると実に地道で気の遠くなる作業。
選手は皆基本を忠実に守りながら独自の技法にて課題作品を作り上げていきます。
競技は2日間に渡るのですが、私たちは初日のみの見学で完成作品を見ることは出来ませんが皆さん明日の課題にも取り組んでいただきたいと思います。
空いた時間に他のブースの見学もしてみたのですが、他にも「建築大工」「建具」「寝具」「かわらぶき」など実に30もの職種の職人たちが技を競い合っていました。
日本の職人技術こうやってはぐくまれているんだと実感し、また目の当たりにできる非常に勉強になった一日でした。